異常事態の中で異常は何かを考えてみる
過去に無いくらいの異常事態、と大騒ぎする前に、そもそも地震とは何ぞやってとこから考えてみる。
地殻内部に蓄えられた歪みを解消するときに発生する岩盤のズレ、このズレの跡が断層なわけなんですけどね。
そもそも、地殻の歪みの一番の原因が、プレートテクトニクスでマントルに乗っかった地殻が動いてぶつかる時に起こるもの。
日本一の富士山も3つのプレートがぶつかり合うポイントなので、あんなに巨大な山ができているわけです。
んで、世界の屋根ヒマラヤも、インド亜大陸がユーラシア大陸とぶつかって現在の半島のような地形になったのですが、両者がぶつかって押し上げられた所がヒマラヤ山脈なワケなんですな。
では何故にプレートが移動するなんてことが起こるのかというと、均一に地球表面を覆うには不十分で、厚い部分=大陸と薄い部分=海があるからでして、その原因を求めると、ジャイアントインパクトにさかのぼります。
原始地球に火星ほどの大きさの天体が衝突し、そのせいで地軸が傾き、四季が生まれ、衝突の衝撃で飛び散った地殻は、やがて集まり月が形成され、それによって潮の満ち引きが生まれ、表面を覆うのに十分ではない地殻は、大陸と海を作った。
確かに震度7の地震が立て続けに起こることは、記録に無いことだし、こんなに地震が多いのも経験したことが無いこと。
しかし、自分の人生なんて、長くて100年。
記録に残っていることなんて、たかだか2000年。
そりゃあ、分からないこと、初めてのことだらけで当然ですわな。
どんなに凄惨な状況であれ、現実として受け止める以外ない。
その中で、やれることをやるしかない。
辛い時、疲れた時は、旨い煙でも吐いて一服すりゃいいさ。
明日もまた、旨い煙が吐けますように。