【RTA】Youde Goliathファーストインプレッション【国内初かも?】
プレオーダーだったこともあり、発注からひと月程待たされて、ようやく到着したUDのGoliathを一日使ってみた感想を書いてみます。
でっかいエアホールです。予想通りドローはスッカスカです。
これより軽いドローはFT産のケネディを模したアトマくらいしか知りません。
このでっかいワイヤーホールとジュースチャンネルに惚れての購入。
エアフロー調整リングはOリング止めなんで、アトランティスやサブ北島たんのようなカチッとした感触はありません。リング表面がツルツルなんで、ちょっと回しにくいです。滑り止めの加工がしてあるといいんですがねぇ。
こんだけデカイ穴なら、ツイストで組んだろうか!って挑戦したものの、意外にデッキの内径は狭いんで、手持ちの26Gツイストでは超低抵抗になってしまって断念。普通に2.5mm内径のデュアルコイル0.7Ωで組んでみました。
写真は借り物なんで、マイクロコイルになってますが、オレは間隔の空いたルーズで巻いてみました。
リキッドの供給に余裕がありそうなんで、普通のオーガニックコットンを普通に詰めて完成。
リキッドチャージはボトムを外して、ジュースコントロールの穴に、チューッと入れていきます。
サブ北島やVCTもですけど、ボトム外してチャージするアトマだと、コットン交換も楽だし、コットン量の修正とかもやりやすいです。オーキッドとか女王とかだと、シリンジでタンク内に残ったリキッドを吸い出してからしか、コットンの交換が出来ないんで、アトマ選びの重要なポイントだと個人的には思っております。
ガラス製マフラータイプのスラッシュカットのドリップチップを付けて吸ってみると、軽いドローでモーモーの爆煙です。
ドッカーンと濃厚なミスト。
過去のレビューしたオーキッドV6ですが、エアフローからの漏れは0.7Ωを15Wくらいで吸っていると起こる現象で、20Wくらいに上げるとリキッド供給と消費のバランスが取れたのか、ピタリと漏れが止まりました。
それを踏まえて、20Wから吸ってみたんですが、この時点でオーキッドよりミストが濃い。ドローは軽いのに。
オーキッドでは25Wくらいでチェーンするとドライヒットを感じるんですが、goliathだと30Wでチェーンしても全くドライヒットしません。味やフレーバーは若干飛ぶものの、濃厚なミストでカバーしちゃうタイプです。
一日使ってみましたが、リキッドの消費量が凄まじいです。アトランティスがエコに感じるくらいです。
タンクを空にするのに20分かかりませんでしたwww
逆に言えば、それだけ濃厚で旨いからこそ、チェーンで吸うし、減りも早いってこと。
本来は26Gあたりで0.3~0.4Ωでビルドするのが、Goliathの正しい使い方だと思うんですが、0.7で十分に満足しちゃってます。
漏れも今んとこ無し。
エアフローの閉じ忘れもあったし、ジュースコントロール全開の時もあったけど、漏れてません。
かなり下手糞なビルドをしても、エアフローとジュースコントロールを絞っておけば、まず漏れることはないと思います。
VWのMODと組み合わせれば、相当にへっぽこなビルドをしても、ジュースコントロールと電力調整すれば、それなりに吸えてしまう。
ビルドにあたっての注意点と言えば、デッキが狭いんで、チムニーと接触しての短絡が起こりやすいんで、コイル形状と位置に注意くらいでしょうか。
実を言うと、kayfun V4のクローンも入手していたのですが、kayfunの場合、あちこちにネジが切ってあったりして、ハードの精度的なコピープロテクトが仕込んであるみたいで、適当にクローンすると固着が起こりやすいみたいなんです。
オレのクローンもコットンの調整をしてる時に、チムニーとベースが固着してしまってアウト。実力どころか、まともに煙を出す前にお蔵入りしてしまいました。
Goliathでは、そういう固着しそうな部分も無いし、安心して使えるアトマだと思います。
コットン量もシビアじゃないし、でっかいワイヤーホールのおかげでビルドも楽です。
サブ北島たんのビルドでイライラしちゃって、結局シングルコイルで妥協しちゃう人、若い衆みたいにモーモーしたいけど、老眼で細かい作業が苦手な人にはおすすめのアトマです。