ゴブリンミニ その後 その3
現在、ゴブリンミニをカンタルのデュアルで0.27Ωにしているわけなんですが、最初の頃は0.6Ωくらいを狙って巻いていたんです。
その頃からゴブリンと同じ欠点、ミストが荒く大味な傾向があったので、思い立ってゲージを太くして、巻き数も減らして攻めたビルドにしてみたら、ミストの質が激変。結構シルキーな感じに近づいたんですよ。0.6Ωの頃のミストが大豆だとすると、0.3Ωだと胡麻くらいの感じ。
ま、こういう低抵抗だと、VG比高めで甘い系のリキッドが美味しいわけなんですな。
オレの自作リキッドって、まさにこのタイプが多いんで、アツアツの甘あまを楽しんでいたわけです。
調子に乗って、クローンも入手。
こっちには、アクリルタンクを載せてみたり、実験的なリキッドを入れてみたりして、使い分けていました。
んで、最近、ツイッターで目立ったのが、ゴブリンミニが美味しくならない、どうビルドしたら美味しいの?という話題。
これ、半分はゴブリンミニの守備範囲の狭さのせいじゃないかと思ってます。
爆煙でアツアツの甘あまは得意だけど、ワコンダみたいなセッティングでも味の変化が大きいリキッドを、VWやTCを使って、美味しいポイントを探っていくみたいな使い方には向いていないんじゃないかと。
ただ、値段と作り込みを考えれば仕方ない所もあって、アツアツ甘あまならGoliathが上だし、味を探るのならBellusのほうが向いてると思う。
オマケ。
予備機が欲しいって人や、たまに爆煙なんでクローンでいいやって人もいるかと思います。
オレも黄金のGTに合わせて、こんなのを買ってしまいました。
微妙に不満だったリキッドフィル穴のマイナスがプラスに変更されてます。
マイナスネジって、ドライバーとネジの回転軸を一致させないと奇麗に回らないんで、面倒なんですよね。プラスネジだと自動的に回転軸が一致するんですけどね。
この一点が気に入ってポチ。
実際に手に取って分かったオリジナルとの違いがもうひとつありました。
写真じゃ分かりにくいですけどね、ポールのワイヤを止めるネジがマイナスに変更されてます。
もうね、馬鹿かって言うの!
一番神経を使うとこのネジを改悪するなんて。
頭にきて、使わないアトマからプラスネジをもぎ取って移植して、これでオレの勝ち!なんて思ってたら大間違い。
ゴブリンミニのデッキが小さいんで、普通にネジ頭が大きいネジだと、センターポールの2本で頭同士が干渉してぶつかってしまうんですな。
それに気がつかずに、ぐいっと締め込んでしまって、デッキがバカネジになっておしまい。
一度も煙を出すことなく、昇天しました。
まぁ、ガラスチューブとリキッドフィルのネジが使えるだけマシとしましょう。